平成二十八年四月より大念寺の墓苑の一角にペット供養塔を新たに建立致しました。開創以来、大念寺墓地規約は、人間以外ご先祖代々のお墓に埋葬する事は出来ません。しかし近年動物を家族のように思われる人が多い中、ご先祖様のお墓に埋葬したいと思われる方々が多くおられます。仏教の教えは人の命も動物の命も同じ命であり、ペット達と我々人間とは、同じく生まれ変わりをしている「いのち」です。近しいご縁にある「いのち」は、生まれ変わりをする中で何度もめぐり合っています。この世でご縁あって共に暮らしたペット達はそうした親しい「いのち」です。残念ながら今後も当山のご先祖のお墓に埋葬することは出来ませんが、大念寺墓苑内のペット供養墓で有れば問題は有りません。長い間一緒に暮らしてきた家族同様の動物をしっかりと供養出来るようにペット供養塔を建立致しました。
ここに葬られたペットたちは、大念寺により、供養・管理されます。家族同様のペットの御骨を自宅に安置されている方、愛情を注いだペットに対して、ご供養をしたい方などを対象に建立を致しました。ペット供養塔では、「納骨」と「合葬」の両供養が可能で、骨壷に収めた状態での「納骨」(数に限りあり)と、土に還す「合葬」を皆様のご希望によりご選択いただけます。どなたのペットでも納骨が可能です。また、より心を込めたご供養をしていただけるように、お塔婆を準備しています。
- ご遺骨をお骨壷から出して動物供養塔に埋葬いたします。
- 個別供養代込・以後管理費等無し。
- 一度埋葬したお骨はご返骨出来ません。
埋葬料 | 15,000円 |
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- お骨壷のまま大念寺ペット供養墓内の棚に安置いたします。
骨壷寸法 | 埋葬料 | 管理費 | 更新費(年) |
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1寸~3寸まで | 15,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
4寸~5寸まで | 25,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
6寸~7寸まで | 35,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
一霊 | 3,000円 |
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第1条 目的
宗教法人大念寺(以下大念寺という。)の経営する墓地(以下「墓地」という。)は、ペット納骨者、及びその縁故者の墳墓としての用に供する。
- 本規程は、前項の墓地の管理・使用に関する基準を定め、その管理・使用の適正を図ることを目的とする。
第2条 管理者
墓地の管理者(以下「管理者」という。)は、大念寺の代表役員(住職)とする。
第3条 管理者の権限
管理者は、本規程、及び責任役員会の定める墓地管理使用規程施行細則に従って墓地を管理しなければならない。
第4条 墓地使用者の資格
墓地使用を申し込む者は、あらかじめ大念寺の承諾を得なければならない。
- 管理者が墓地の管理のために必要と認めるときは、管理者は墓地使用者に対し、使用上必要な措置、又は特別の条件を付することができる。
第5条 墓地使用者の義務
墓地使用者は、次の各号に定めるところに従って、墓地を使用しなければならない。
- 花、盛り物は、指定の場所に置く事(大念寺の設置している花筒を使う)。
- コップ、花瓶の持ち込みは原則として認めない。
- 墓地使用者は、本宗の典礼をもって追善供養を行うものとする。
第6条 違反者による使用権の解除
(1) 墓地使用者の次の各号の一に該当するときは、大念寺は墓地使用者に対し通達せずその使用を解除することができる。
- 本宗の典礼、法要、儀式及び慣行を無視し、又は妨げたとき。
- 境内又は墓地内で、他宗教の典礼、法要、儀式その他の宗教行為を行ったとき。
(2) 墓地使用者が次の各号の一に該当するときは、管理者は、相当の期間内に履行または改善若しくは除去できる。墓地使用者が管理者の命令に従わないときは、大念寺はその墓地使用を通達せず解除することができる。
- 墓地以外の目的に使用するとき。
- 土葬するとき。
- 正当の事由なく五年以上墓地に参詣しないとき。
- 個別納骨で管理費を延滞し一年が過ぎた場合は、合葬埋葬へ移すことができる。
第7条 お骨の返還
ペット供養墓に納骨されたお骨は理由の如何を問わず返還する事は出来ない。但し、個別納骨は別とする。